PR

「クスノキの番人」謎めいた番人の使命とは?あらすじや見どころをご紹介!

クスノキの番人 ファンタジー

今回ご紹介するのは、東野圭吾さんの「クスノキの番人」です。

クスノキの番人

引用元:Amazon

主人公の直井玲斗は、ある事件を起こして警察に捕まってしまいます。

そこへ現れた弁護士は、ひとつ命令を聞いてくれればすぐにでも釈放すると言ってきました。

命令がなんなのか説明されないながらも、このまま裁判にかけられるのもイヤだ…。

玲斗はしぶしぶながら、命令を聞くと約束します。

生まれて初めて会った伯母の千舟が命じてきたのは「クスノキの番人」を務めることでした。

こちらの記事で分かること
・「クスノキの番人」概要・おすすめしたい人
・「クスノキの番人」あらすじ
・「クスノキの番人」見どころ
・「クスノキの番人」感想
ぜひ、最後までご覧になってください。

「クスノキの番人」概要・おすすめしたい人

「クスノキの番人」概要
著者:東野圭吾
・発売日:2023年4月7日
・2026年にアニメ化決定!おすすめしたい人
・日本の神秘的なお話が読みたい人
・ガリレオシリーズも良いけど、他の東野圭吾作品を読みたい人
・ちょっと呑気な主人公と、ちょっと厳しい伯母さんの掛け合いが読みたい人

「クスノキの番人」あらすじ

「クスノキの番人」あらすじ
・工場をクビになった腹いせに盗みを働き、捕まる玲斗
・自由の身になるために、伯母の頼みを聞く羽目に
・「クスノキの番人」として働く

工場をクビになった腹いせに盗みを働き、捕まる玲斗

玲斗はかつて勤めていた工場に盗みに入り、高価な機械を盗もうとします。

何故そんなことをしたかというと、理不尽な理由で辞めさせられた上に退職金ももらえなかったから。

要は社長がケチだったんですね。

ですが盗みは盗みなので、玲斗は刑務所に送られてしまいます。

捌かれるのを待つ身でしたが、そこへ弁護士の岩本が現れました。

自由の身になるために、謎の命令を聞く羽目に

弁護士・岩本が玲斗の前に現れたのは、ある人の伝言を伝えるためでした。

その伝言とは、「私の命令を聞いてくれればすぐに釈放されるし、弁護士費用も出す」というものです。

当然ながら命令とは何だと疑問に思う玲斗ですが、岩本からは聞かされていないと素っ気ない返事が。

釈放されるとは言え、会ったこともない人からの謎の命令に従うのはと警戒するのは当たり前です。

ですがこのまま刑務所に入れられるのも……と迷った末に、玲斗はコイントスでどちらを選ぶか決めました。
岩本に釈放してもらえるようお願いし、謎の依頼人からの命令を聞くことにしたんです。

「クスノキの番人」として働く

弁護士費用と引き換えに謎の命令をしてきたのは、伯母である柳澤千舟でした。

玲斗が幼い頃に会っているようですが、覚えていません…。

驚くべきことに千舟と玲斗の母親である美千恵は、母親の違う異母姉妹なのだとか!

まったく知らなかった玲斗は驚きますが、千舟はそんな彼に「謎の命令」の中身を明かします。

それが、「クスノキの番人」をすることでした。

「クスノキの番人」見どころ

クスノキの番人の見どころ

・「クスノキの番人」とは?
・佐治の浮気は本当?
・玲斗の気持ちは優美に届く?
・千舟が玲斗に番人を任せた理由は?

「クスノキの番人」とは?

小説のタイトルにもなっている「クスノキの番人」とは、そもそも何なのでしょう?

柳澤家が管理するクスノキは、昔から「念じれば願いを叶えてくれる」という伝説がありました。

特に夜のクスノキで行う「祈念」と呼ばれる願掛けは重要で、予約制となっています。

クスノキの番人は彼等の案内をしたり、良からぬことをしようとする輩を追い出したりするのがお仕事です。

ですが玲斗は、何故そんなことをしなければならないかと疑問に思っていました。

「祈念」とは何なのか。ただお祈りするだけではないのか。

それにしてはずいぶんと仰々しいような……。

物語が進むにつれて、玲斗は番人の役割や「祈念」の意味など多くを知っていくことになります。

佐治の浮気は本当?

夜のクスノキには、様々なお客が来ます。

佐治もそのひとりで、しょっちゅう夜の祈念に来ていました。

そんな彼の後をつけてきたのが、娘の優美です。

彼女は家族に何も告げず、クスノキに出かける父が浮気しているのではないかと疑っていました。

佐治がクスノキに祈念しているのはどうしてでしょう。

目的は何なのでしょうか。

玲斗の気持ちは優美に届く?

佐治の目的をはっきり知るために、玲斗は渋々優美に協力します。

ですが彼女と話したりあちこち行ったりしているうちに、玲斗は優美にほのかな想いを抱くようになります。

果たして玲斗の気持ちは優美に届くのでしょうか!?

千舟が玲斗に番人を任せた理由は?

「クスノキの番人」は、代々柳澤家の血を引いた人間が受け継いできました。

千舟が玲斗にクスノキの番人を任せたのもそのためです。

ですが、本当にそれだけでしょうか。

柳澤家の血を引いているのは、玲斗だけではありません。

大きな会社を運営している柳澤家には、優秀な人間がたくさんいます。

千舟は何らかの目的があって、玲斗を選んでいます

その理由は、物語の最後に明らかになります。

「クスノキの番人」感想

「クスノキの番人」を読んだ皆さんのSNSの投稿を集めました。

一部をご紹介しますね!

ひょんなことから「クスノキの番人」を務めることになった玲斗。

ですがそれをきっかけに、様々な人と関わり合ったり色々な事情や感情があるのを知ります。

個人的には厳しいながらも優しい千舟と、どこか呑気な玲斗のやりとりがなんだか微笑ましかったです。

読み終わる頃にはきっと、大切な誰かが思い浮かんでくるのではないでしょうか。

まとめ

「クスノキの番人」のあらすじや見どころ、感想をご紹介しました。

最初は玲斗と同じように、番人について何も分からないし、誰も教えてくれないのでちょっとイラッとするかも知れません。

ですが後半になるにつれて番人やクスノキの祈念の意味などが分かってくると、一気に読み進めずにはいられなくなります。

2026年にはアニメ化が決定しているので、ぜひ予習しておきましょう!

最後までご覧いただき、ありがとうございました!


コメント

タイトルとURLをコピーしました