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「ブラックショーマンと名もなき町の殺人」叔父さんの推理力から目が離せない!

ブラックショーマンと名もなき町の殺人 ミステリー

今回ご紹介するのは、東野圭吾さんの「ブラックショーマンと名もなき町の殺人」です。

 

2025年に福山雅治さん主演で映画化が予定されている作品です。

寂れた観光地で起きた殺人事件。

被害者の娘と弟が犯人を見つけるために奮闘します。

こちらの記事で分かること

  • 「ブラックショーマンと名もなき町の殺人」概要とおすすめしたい人
  • 「ブラックショーマンと名もなき町の殺人」あらすじ
  • 「ブラックショーマンと名もなき町の殺人」注目ポイント
  • 「ブラックショーマンと名もなき町の殺人」感想

ぜひ、最後までご覧になってください。

「ブラックショーマンと名もなき町の殺人」概要とおすすめしたい人

「ブラックショーマンと名もなき町の殺人」概要

  • 著者:東野圭吾
  • 発売日:2020年11月30日
  • 2025年映画化予定

おすすめしたい人

  • ミステリーが好きな人
  • 長編をじっくり読みたい人

「ブラックショーマンと名もなき町の殺人」あらすじ

神尾真世は東京で働く女性。中条健太との結婚を控えています。

彼女の故郷はコロナ禍ですっかり寂れてしまった、小さな町です。

近く開催される同窓会に誘われていましたが、真世は父親が教師をしていた上に彼も参加するとのことで渋っていました。

ですが、突然父親の英一が何者かに殺されたという連絡を受け、帰郷することに。

父との無言の対面を果たした後、警察と共に自宅へ向かいました。

そこへ突然現れたのが、叔父の武史です。

英一を殺したのは、一体誰なのか。

真世は犯人を捜し出し、真相を確かめると言う武史と共に行動することになります。

「ブラックショーマンと名もなき町の殺人」注目ポイント

「ブラックショーマンと名もなき町の殺人」の注目ポイントをご紹介します!

「ブラックショーマンと名もなき町の殺人」注目ポイント

  • 元・マジシャンの武史
  • 叔父に振り回される真世
  • 警察との駆け引き
  • 地域おこしに躍起になる同級生

元・マジシャンの武史

武史は元・マジシャンという異色の経歴を持っています。

そのためか、時に「はったり」を使ったり話をでっち上げたりして推理を進めていきます。

またマジシャンを辞めてお金がないのか、姪の真世に宿泊費や食費をたかってくることも。

飄々としているところがあったりしつつ、時に鋭い言葉を発したりとつかみ所がないところがあります。

叔父に振り回される真世

真世は父・英一が殺されてショックを受けている所に、叔父・武史が突然現れます。

自ら犯人を見つけるという武史に、真相を知りたくなければ関わるなと言われました。

と言うのも、武史は真世の同級生の中に犯人がいると疑っているからです。

同級生を疑いたくなかった真世ですが…。

何故英一が殺されたのか理由を知りたいと、宿泊費と食費を払うことで行動を共にします。

ですがそんな真世を、武史は同級生や警察との駆け引きに使いまくる始末。

読み進めるごとに、彼女には同情したくなってしまいました。

警察との駆け引き

警察は英一を殺した犯人を捕まえるために、真世や武史にも協力を求めてきます。

ですが犯人を捕まえるための情報を、武史たちにはなかなか話そうとしてくれません

例えば英一のスマホ。

殺される前の英一が誰と連絡を取っていたのか知りたい武史は、警察にスマホを渡してくれるように頼みますが…。

捜査上の都合一辺倒で、全然渡してくれません。

そんな警察の目をかいくぐりながら、武史は独自の推理で犯人に迫っていくことになります。

地域おこしに躍起になる同級生

真世の故郷は観光地として売り出していましたが、コロナ禍ですっかり寂しい感じになってしまいました。

大ヒットアニメの「幻脳ラビリンス(幻ラビ)」を町おこしに使おうとしていましたが、やはりコロナ禍で頓挫。

この「幻ラビ」、人気漫画家となっていた同級生の釘宮の作品です。

寂れた町を何とかしようと、同級生たちは再び「幻ラビ」を別の形で町おこしに使おうとしますが…。

マネージャーを名乗る同じく同級生の九重に邪魔されて、なかなか上手くいきません。

「幻ラビ」を巡る彼等のやり取りも事件に関わってくるので、かなり重要なものになっています。

個人的な意見ですが、「幻ラビ」の簡単な内容も物語の中に出てきました。

とても面白そうだったので、実際に漫画で読んでみたいです!

「ブラックショーマンと名もなき町の殺人」感想

「ブラックショーマンと名もなき町の殺人」の感想を集めました。

一部をご紹介しますね!

映画化が楽しみという声が多かったです。

東野圭吾さんはガリレオシリーズを始め、作品の多くが映像化されていますね。

今回の「ブラックショーマンと名もなき町の殺人」も、武史の行動力と推理力がテンポ良く書かれていてとても楽しめました。

武史が容疑者たちを追い詰めていく様子も、思わず固唾を呑んで見守ってしまいました。

最初から最後まで、目が離せない作品です。

まとめ

「ブラックショーマンと名もなき町の殺人」をご紹介しました。

武史と真世が英一を殺した犯人を見つける過程が、最後まで楽しめる作品です。

武史に振り回される真世や警察たちのやり取りが非常に楽しかったです。

他の同級生たちも様々に思うところがあり、こちらも面白かったです。

興味のある方は、ぜひ読んでみてください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

 

 

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