ライブやフェスの盛り上がりに欠かせない「ヘドバン(ヘッドバンギング)」。
ヘヴィメタルやロックの象徴的な動きですが、やり方を間違えると首の怪我や体の不調につながるリスクもあります。
こちらの記事では、ヘドバンをきれいに見せるコツ・怪我を防ぐためのストレッチ方法をご紹介しています。
こちらの記事で分かること
- ヘドバンをきれいにやるコツは?
- ヘドバンによる怪我を防ぐための具体的なストレッチ方法は?
- ヘドバンで首を痛めてしまった有名人は?
ぜひ、最後までご覧になってください。
ヘドバンをきれいにやるコツは?
ヘドバンをかっこよく、そして安全に行うためにはポイントがあります。
基本のテクニック
- 全身を使う
- 首だけを振るのではなく、膝や腰を連動させることで負担を分散できます。
- 腰からリズムをとると自然で迫力のある動きになります。
- 髪の動きを意識する
- 髪が「柱」のように立ち上がるイメージで振ると、後方から見ても美しく映えるヘドバンに。
- 特にロングヘアの人におすすめです。
- リズムに合わせる
- ドラムのビートに頭を合わせると、音楽との一体感が生まれ、ライブ全体の迫力が増します。
ヘドバンのスタイル
- 縦ヘドバン:上下に振る基本スタイル。ただし首に大きな負担がかかるため注意。
- 横8の字ヘドバン:首への負担が少なく、見た目も華やかで初心者におすすめ。
- ウィンドミル:髪を大きく回転させるダイナミックな動き。迫力はあるが体力と慣れが必要。
注意点
- ライブ前後は必ずストレッチを行う
- 体調不良やめまいを感じたら即中止
- 長時間連続で行わず、休憩を挟むこと
ヘドバンによる怪我を防ぐための具体的なストレッチ方法は?
ヘドバンは楽しい一方で、首・肩・背中の筋肉に強い負荷をかけます。
怪我を防ぐには、ライブや練習前後にストレッチを行うことが重要です。
首のストレッチ
- 前後ストレッチ
顎を胸に近づけ15〜30秒、その後天井を見上げるように15〜30秒。 - 側面ストレッチ
手で頭を押さえ、左右に傾けて首筋を伸ばす(各15〜30秒)。
肩のストレッチ
- 肩回し
肩を上げて後ろに回す動作を10回、前回しも10回。 - 肩甲骨寄せ
両手を前に伸ばし、手のひらを合わせて肩甲骨を寄せる(15〜30秒)。
全身のウォームアップ
- 軽くジャンプしながら腕を大きく振る
- 足を広げ、体を左右にひねる運動
👉 このような準備運動を行うことで、筋肉を温めて柔軟性を高め、怪我を防ぐことができます。
ヘドバンで首を痛めてしまった有名人は?
実際に、ヘドバンが原因で首を負傷した有名アーティストも数多く存在します。
- YOSHIKI (X JAPAN)
激しいドラム演奏とヘドバンにより頚椎を損傷。椎間板ヘルニアや神経障害を発症し、複数回の手術を受けています。 - Tom Araya (Slayer)
2010年に首の手術を受け、以降はヘドバンを控えるようになりました。 - Dave Mustaine (Megadeth)
首の骨を固定する大手術を経験。パフォーマンスに影響が出たと語っています。 - Terry Balsamo (Evanescence)
ヘドバンが引き金となり脳梗塞を発症したとされる事例。 - yasu (Acid Black Cherry)
長年のヘドバンで頚椎損傷が悪化し、活動休止を余儀なくされました。
これらのケースは、ヘドバンの危険性とケアの重要性を物語っています。
まとめ
- ヘドバンをきれいに見せるには、全身を使いリズムに乗ること
- 怪我を防ぐには、ストレッチと休憩が必須
- 有名アーティストも首を痛めており、正しい知識と自己管理が必要
ヘドバンは無理せず、自分のペースで楽しむことが一番大切です。
正しい方法を身につけて、安全にライブを盛り上げましょう! 🎸🔥
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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