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活版印刷三日月堂・海からの手紙 活版が繋ぐ優しい絆

活版印刷三日月堂 ハートフル

今回ご紹介するのは、ほしおさなえさんの「活版印刷三日月堂・海からの手紙」です。

海からの手紙

引用元:Amazon

こちらは「活版印刷三日月堂」のシリーズ第2弾になります。

まずは第1弾である「活版印刷三日月堂・星たちの栞」を先に読む事をおすすめします。

当ブログでもご紹介しているので、まだの方はぜひ読んでいただきたいです!

活版印刷三日月堂・星たちの栞 逆に新鮮?活版印刷が作り出す物語
今回ご紹介するのは、ほしおさなえさんの「活版印刷三日月堂・星たちの栞」です。引用元:Amazon活版印刷は、現在のような印刷技術やPCが出てくるまで主に活躍していた印刷技術です。活字という金属でできたハンコのようなものを並べて、インクをつけ...

こちらの記事で分かること

  • 「活版印刷三日月堂・海からの手紙」概要とおすすめしたい人
  • 「活版印刷三日月堂・海からの手紙」あらすじ・登場人物
  • 「活版印刷三日月堂・海からの手紙」感想

ぜひ、最後までご覧になってください。

「活版印刷三日月堂・海からの手紙」概要とおすすめしたい人

「活版印刷三日月堂・海からの手紙」概要

  • 著者:ほしおさなえ
  • 発売日:2017年2月5日

おすすめしたい人

  • 短編をサクッと読みたい人
  • 心が温かくなる物語を読みたい人
  • ホロッと涙を流したい人

「活版印刷三日月堂・海からの手紙」あらすじ・登場人物

「活版印刷三日月堂・海からの手紙」あらすじ・登場人物

  • 第一話:ちょうちょうの朗読会
  • 第二話:あわゆきのあと
  • 第三話:海からの手紙
  • 第四話:我らの西部劇

第一話:ちょうちょうの朗読会

活版印刷三日月堂・海からの手紙

図書館で司書をしている小穂は、三咲・遙海・愛菜と四人で朗読会をやってみないかと持ちかけられます。

提案したのはカルチャーセンターで朗読講座をしている黒田先生。

最初は自分達には無理だ…と思っていましたが、小穂以外の3人は次第に乗り気になっていきます。

そんな中、プログラムを活版印刷でやってみようという話が持ち上がりました。

きっかけは小穂の同僚で、前巻「星たちの栞」に出ていた雪乃の結婚式の招待状です。

朗読会とプログラムの話を聞いた弓子は快諾しました。

一方で小穂は、未だ自分の描く登場人物を上手く表現できずに悩んでいました――。

プログラムの内容と、小穂が朗読とどう向き合うのかが見どころになっています!

第二話:あわゆきのあと

活版印刷三日月堂・海からの手紙

広太は担任の中谷三咲から、朗読会の話を聞かされます。

プログラムが活版印刷で刷られたと言われますが、広太はそもそも活版印刷を知りません。

ですがちょっと興味が出てきたので、三日月堂をのぞきに行きます。

機械や活字がたくさん並んでいるのを見て、広太は純粋に格好良いと思いました

夏休みの自由研究のテーマを活版印刷にしようと思い立ち、わくわくします。

しかし…その後父親から聞かされた話に、広太はモヤモヤすることになります。

第三話:海からの手紙

活版印刷三日月堂・海からの手紙

昌代は親戚の広太がきっかけで、三日月堂を訪れます。

彼女は昔銅版画を作っていて、活版印刷にも興味を持ちました。

弓子と話が弾み、仲良くなります。

ある出来事があって銅版画を辞めてしまっていた昌代ですが、再びやってみようと思い立ちます。

昌代が好きなのは、色々な貝です。

印刷所を貸してくれた今泉や弓子の影響もあって、昌代は銅版画を使ってあるものを作ることになります。

第四話:我らの西部劇

活版印刷三日月堂・海からの手紙

慎一は病気で倒れてしまい、仕事を辞めて家族を連れ実家に帰ってきました。

まだ無理はできない身体でしたが、家にいるのも気詰まりで散歩に出ます。

昔行った事のある菓子屋通りで、豆本が売られているのを見つけました。

一冊を手に取ると、その豆本は活版印刷で刷られていると言われ驚きます。

何故なら慎一は、かつて父親に三日月堂に行ったことがあったからです。

慎一は好き勝手に生きていた父親が嫌いでした。

ですが父親の書いたコラムの版が三日月堂に残っていると知り、ある決意をします。

「活版印刷三日月堂・海からの手紙」感想

「活版印刷三日月堂・海からの手紙」を読んだ方の感想を集めました。

一部をご紹介します。

今回も活版印刷三日月堂をきっかけに、登場人物たちが悩みを解決していくお話です。

登場人物たちの心が分かりやすく書かれていて、引き込まれる作品でした。

個人的には「あわゆきのあと」が切なく温かい感じで好きです!

まとめ

「活版印刷三日月堂・海からの手紙」をご紹介しました。

今回もほっこりしたり切なくなったり、温かい気持ちになれる4つの短編が面白かったです。

自然と優しい気持ちが思い起こされる作品なので、ぜひ読んでみてください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!


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